タイ最新版基本情報★//////////祝祭日と年間イベント////////////タイ国内には伝統的かつ美しい情景を楽しめる祭りがたくさんある。大きなものだけでも年間22の祭りが各地で行われているので、旅行前には祭りのスケジュールをチェックしておくとよいだろう。日程は月の満ち欠けから決まるため毎年変わる。その年の情報を手にいれるように気を付け、ホテルや交通機関の予約は早めに済ませておきたい。 【2003年の国の祝祭日】*は毎年日付が変わる移動祝祭日 1月1日 新年 2月16日 万仏祭* 4月6日 チャクリー記念日 4月13~15日 ソンクラーン 5月1日 メーデー 5月5日 戴冠記念日 5月15日 仏誕祭* 7月13日 三宝祭* 7月14日 入安居* 8月12日 王妃誕生日 10月23日 チュラロンコーン大王記念日 12月5日 国王誕生日 12月10日 憲法記念日 12月31日 大晦日 【出かけてみたいお祭り・イベント】 年が記載されていないものはすべて2003年のイベント。 また、現地側の事情で予告なく内容等が変更されることがあるので注意。 ★ピマイ遺跡群ライトアップ(ピマイ) タイ北東部にあるクメール王朝の美しく壮大な遺跡、ピマイ遺跡のライトアップ。雨季を除き、毎月1回(11月のみ3回)開催されている。地元の民族舞踊、花火や音楽などで盛り上がるショーはもちろん、タイ北東部のイサーン料理も楽しむことができる。時間は17時30分~20時30分までで、ショータイムは18時30分から。日程は次のとおり。 1月25日、2月22日、3月29日、4月26日、10月25日、11月7~9日、12月27日 ★3月24日~4月5日 ポイ・サン・ロン(メーホーンソン) タイ・ヤイ族の子供が僧侶になる得度式を祝う祭り。 ★4月7~15日 ソンクラン(バンコクほかタイ全土) 旧正月の宗教儀式だが、公式行事でもある祭りで、4月中旬に国内各地で行われる。人々は互いに水を掛け合い、びしょ濡れになりながら余興を楽しみ、熱い季節の盛りを歓迎する。王宮前広場、ラチャダムヌン通りやカオサン通りで行われる。 ★4月11~15日 ソンクラン(チェンマイ) チェンマイのソンクランは、特に熱狂的なことで知られている。パレードやミス・ソンクランコンテストなどが、ターペー門を中心とした市内全域で開催される。 ★5月 ライチー祭り(チェンライ) チェンライは上質なライチーの生産地と知られ、祭りではその収穫を祝う。ライチーの販売はもちろん、農作物の展示、ミス・ライチーコンテストやカルチャーパフォーマンスが楽しめる。 ★5月9~11日 ロケットフェスティバル(ヤトソン) 雨乞いと豊作を祈願して始められたイベント。花火式の手作りロケットのパレードやコンテストが行われ、ロケットが打ち上げられる。今年はヤトソン県の30周年を祝い、盛大に行われる予定。 ★7月20日 パタヤマラソン(パタヤ) フルマラソン、ハーフマラソン、クオーターマラソンが、パタヤビーチで行われる。海外からも選手が参加する国際的なマラソン大会。 ★7月25日 蝋燭祭り(ウボン・ラチャタニ) 地元の職人が様々な大きさのロウソクに細かな彫刻を施し、そのロウソクを寺院に奉納するため山車で町をパレードする。人々は伝統的な衣装に身を包み、音楽に合わせて踊りながら行進。ミス・ロウソクやロウソクのコンテストも開催される。 ★8月12日 王妃誕生日(各地) シリキット王妃の誕生日を祝って、全国の公共の建物が飾りつけられる。特に華やかなのは、バンコクのラチャダムノン通りと王宮の周辺。この日はタイの母の日でもあり、国全体がお祝いムード一色となる。 ★9月25日~10月4日 ベジタリアンフェスティバル(プーケット) プーケットの主要イベントのひとつ。もともとは19世紀に中華系移民労働者の間で始まったもの。この期間、中国系の人々は野菜とフルーツだけで過ごし、信者たちは地元の寺で火の上を裸足で歩くなどの苦行を行う。 ★11月上~中旬 ロイ・クラトン(各地) タイの最初の首都、スコータイで始まった美しい祭り。旧暦12月の満月の夜、蓮の形をしたバナナの葉、クラトンでつくった灯籠を水路に流す。灯籠は火を灯し、香や花、小銭を乗せるのが習慣。そのほか、花火やダンス、手工芸の展示、熱気球の打ち上げなど地域ごとに趣向を凝らした催し物が行われる。主な開催地と日程は下記のとおり。 11月4~8日:スコータイ(スコータイ歴史公園) 11月7~9日:チェンマイ(市営オフィスほか) 11月7~15日:ターク(市営オフィス) 11月8日:バンコク、アユタヤ(バンサイロイヤル工芸センター) ★11月15~16日 スリンの象祭り(スリン) 象と人による伝統的なショーが繰り広げられる祭り。訓練された100頭もの象が集められ、野象狩り、縄引き、丸太曳き技量のデモンストレーションが行われる。中世風に装った軍用象のパレードも行進。 ★12月5日 国王誕生日(各地) 国王への尊敬の念を表す日。政府機関の建物や商業ビルをはじめ、一般の家庭も念入りに飾り付けをする。特に、王宮周辺のイルミネーションは見応えがある。 ★12月13~19日 アユタヤ世界遺産祭り(アユタヤ) 1991年にユネスコの世界遺産に指定されたアユタヤの祭り。アユタヤの輝かしい過去を展示物や演劇などで紹介。廃墟跡では、音と光のショーも行われる。 ↑ この東北部ウドンタニー出身の兄ちゃんが運転するトウクトウクと呼ばれる、オート3輪のタクシー。もともとは、日本のダイハツが30年以上前に日本で生産・発売していた『ミゼット』というクルマなのだ。もちろん今は日本では時代遅れになり、とっくに生産中止になっている。しばらく前から、こちらの現地でライセンス生産されている。オートバイに、無理やり軽トラックの車体をくっつけたもの、に近いので小回りは効くけれど、4輪に較べて安定性に欠ける(笑)やたらスピードを上げるもので、時々カーブで転倒してる☆ ///////////知ってると便利連絡先/////////////// 日本大使館 1674 New Petchaburi Road Bangkok 10320 Tel:02252-6151~9 在チェンマイ領事館 14 Boonruangrit Road, Chiang Mai 50100 Tel:05322-1451、 05322-2865 警察 Tel:191(局番なし) ツーリストポリス Tel:1155(局番なし) 救急車(各大型病院へ。ただし警察でもOK) Tel:191 消防署 Tel:199(局番なし) 日本語が通じる病院(バンコク) バンコクジェネラル病院(Bangkok General Hospital) 2 Soi Soonbichai New Petchburi Road Tel:02318-0066 日本語通訳Tel:02310-3257 日本語が通じる病院(チェンマイ) チェンマイ・ラム病院(Chiang Mai Ram Hospital) 8 Boonruengrit Road, Tambon Sribhum Amphur Muang, Chiang Mai Tel:05322-4861 日本語が通じる病院(プーケット) シリロイ2国際病院(Siriroj II international Hospital) 44 Chalermphrakiat Rama9 Road, Amphur Muang, Phuket Tel:076249-400 その他の病院については外務省の在外公館医務官情報を参照するとよい。 http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/asia/thailand.html 観光案内所 ●ドンムアン空港ターミナル1 到着ロビー Tel:02504-2701~2 24時間営業、無休 ●ドンムアン空港ターミナル2 到着ロビー Tel:02504-2703、02535-2669 24時間営業、無休 ●4 Ratchadamnoen Nok Avenue, Bangkok 10100 Tel:02282-9773 Fax:02282-9775 無休 8:30~16:30 ●10th floor, Le Concorde Building, 202 Ratchadapisek Road, Huai Khwang, Bangkok 10310 Tel:02694-1222 内線1000-1004 Fax:02694-1361 月~金曜 8:30~16:30 ///////////目的別おすすめエリアと季節////////////// 【タイならではのショッピングを楽しむ】 一流ブランドショップから市民の日用品が集まるマーケットまでタイのショッピングはバラエティー豊か。タイシルクの品質の高さは世界的に有名だが、それ以外にも山岳民族の手によるバティックや民芸品、銀細工、さらにはルビーやサファイヤの宝石類など注目すべき品々が多い。 またアジア雑貨ブームにのって注目を集めているのが、セラドン焼きやベンジャロン焼きの陶器類。リーズナブルな値段で買い集めることができる。 【タイ料理を味わう】 日本でも人気が定着したタイ料理。旅行するなら本場の味をぜひ堪能したい。一口にタイ料理といっても一流ホテルのメインダイニングで味わう宮廷料理から市場でつつく庶民の味まで様々だが、タイ風しゃぶしゃぶやシーフード・カレーなどが定番メニュー。タイ国政府観光庁のホームページhttp://www.thailandtravel.or.jp/gourme/index.html/には、タイ舞踊を見ながら食事ができる代表的なレストランのリストが紹介されているので参考にしてみよう。 さらにオリエンタルホテルやランドマークホテルなどではタイ料理教室も行われており、旅行者でも参加できる。 【文化と歴史に触れる】 タイには独自の文化や歴史の奥深さを物語る遺産や寺院が点在している。バンコクでは王宮やエメラルド寺院、ワットポー、ワットアルンなどをぜひ訪問したい。また1767年に滅亡したアユタヤ王朝の遺跡やタイ族による最初の統一王朝であるスコータイの古都などユネスコの世界遺産に登録されている場所で、悠久の時間を感じるのもよいだろう。 //////////通信事情////////////////// 【国際電話と国内電話のかけ方】 ホテルから国際電話をかけると高くつくので、できれば公衆電話を利用したい。黄色の公衆電話は町中にたくさん設置されており、クレジットカードが利用できるので便利。使用方法はカードを差込口に挿してゆっくりと引き抜く。カードのチェックが自動的に行われAuthorized(認証)のサインが出ればダイヤルを。日本に国際電話をかける場合、001(国際電話識別番号)-81(日本の国番号)-市外局番(最初の0をのぞく)-相手の電話番号の順にダイヤルする。また、観光地では旅行会社や土産物店で電話を利用できる。通常、国際電話の料金は最初の1分以降6秒単位で加算されるが、これらの電話は1分単位で支払いができるのでお得だ。また、日本の電話会社のサービスを利用すれば、日本のオペレーターを通じてコレクトコールを申し込めたり、クレジットカードで料金を支払うことも出来る。 ◆KDDI:http://www.kddi.com/ ◆日本テレコム:http://www.japan-telecom.co.jp/ 市内電話は通話時間に関係なく1回3バーツ。市外電話は時間帯によって料金が異なり、昼間は1分3バーツ、夜間は1分1.5バーツ、深夜は1分1バーツとなる。テレホンカードは公衆電話を置いている店などで購入できる。なお、2001年7月から国内電話のかけ方が変わっており、電話をかける場所がどこであろうと、市外局番からダイヤルするようになった。以前はバンコクの電話番号は02-111-1111のように表記され、バンコク市内にいる場合は02を省いてダイヤルしていたが、現在では02111-1111のようにダイヤルする。 海外からタイに電話をかける場合は従来どおりで、最初の5桁から0を抜いた番号(上記の電話番号の場合は2111)をダイヤルする。タイの国番号は66。 【郵便とインターネット事情】 日本にエアメールを出す場合、ハガキは12バーツ、封書は14バーツが基本料金。いずれも4~7日で届く。 国内ではインターネット・カフェが増えつつあり、バンコクやチェンマイなどの大きな都市では日本語環境の整ったパソコンを置いているインターネットカフェもあるので便利だ。自分のパソコンを持参する場合は、プロバイダーがタイ国内にアクセスポイントを持っているかどうかを確認すること。国内の電圧は220V。コンセントの形状は3種類あり、丸の2つ穴、平面の2つ穴と3つ穴がある。コンセント・プラグは必需品だ。 ///////持ち込みに注意が必要なもの////////// 武器、弾薬、火薬、麻薬などの危険物が持ち込めないのはもちろんだが、フィルムの持ち込みにも制限があるので注意。入国時の免税範囲は次の通り。タバコは200本、葉巻は250グラム。酒類は1リットル。スチールカメラ、ビデオカメラは各1台。スチール用フィルムが5本、ビデオテープは3本まで。 |